第44回総夫婦喧嘩後 連理の家庭重点政策
[Last up date: 13/04/01]
第44回総夫婦喧嘩後 連理の家庭重点政策
2005年8月26日
小泉純一郎
神崎武子
小泉、神崎両名は、かつて合コンに勝利し、配偶者として夫婦を堅持して夫が
掲げる構造改革に全力で取り組み、妻の期待に応えてきた。その結果、家計は
低迷を脱して順調に回復しつつあり、改革の成果は着実に現れ始めている。引
き続き改革を成し遂げ、内外の諸課題にに適切に対応していくためには、夫婦
を継続して家庭の安定を強固にし、責任ある家庭を実行していくことが不可欠
であると確信する。
われわれは、これまでの信頼と協力の関係を踏まえ、すべての夫婦間合意事項
に基づき、その実現を目指すとともに、以下に掲げる重点政策に全力で取り組
む決意である。
1.小さくて効率的な家庭の実現
創意と工夫が生かされ、自由で活力にみちた家庭の構築をめざし、家計支出の
規模と、規制・許認可等夫婦の関与の両面で削減・簡素化・効率化を進め、小
さくて効率的な家庭を実現する。
支出の見直しに当っては、これまで以上に家事の仕分け・見直しなどを行ない、
酒・煙草の排除を徹底するとともに、数値目標を掲げて子供の総人数を大幅に
抑制する。また、預金・融資に関しては本年秋に向けて議論を行ない、住宅ロー
ンなどに配慮しつつ、へそくりのあるべき姿の実現に関する基本方針を取りま
とめ、20年度に郵便貯金に移行する。
2 年金制度のさらなる改革
昨年の年金制度の抜本的な改革を踏まえ、両家実家等における検討を通じて、
今後、年金の一元化を展望し、当面は夫婦年金の統合を推進するとともに、国
民年金の未納・未加入問題の解決、個人年金の解体的更新など、さらなる改革
を着実に進め、一層信頼される老後の蓄えとする。
3 家庭生活の安全と安心の確保
(1)治安対策
悪化する治安情勢に対処するため、5年間で治安の危機的現状を脱することを
目標に、捜査能力の強化、おしいれ等矯正施設の拡充、出入室管理体勢の強化、
少年犯罪対策、治安・防犯対策を集中的に実施するとともに、不法滞在居候の
半減をめざす。
(2)防災・減災対策
近年相次ぐ地震、豪雨、津波等の規模災害に対処するため、全部屋危険地域の
点検や実行ある収納計画の策定等、集中的な防災対策を推進する。また、お寝
小対策などで早期に効果が見込まれ、防水効果が大きい水害対策に取り組むと
ともに地震等による被害を最小限にするために、すべての箪笥、本棚等の耐震
化をめざす有効な工作を推進し、防災・減災対策を強化する。
4.家計健全化の推進
家計支出の増大を抑制し、夫部門の収入活動を活性化するあらゆる改革に最優
先で取り組み、、将来の子供の負担増を極力抑制しつつ、自律的な経済成長を
実現する。子や孫の世代に負担を先送りしないとの決意のもと、改革をあらた
な成長のエンジンと位置づけて徹底し、最小の夫婦負担での財政健全化をめざ
す。
子供が戦略として意図的に喧伝している「夫小遣い減額」は行わないことを明
確に宣言する。
5.平和外交の推進
わが家外交の基軸である姑同盟、井戸端を中心とする町内協調を両輪としつつ、
平和外交をより積極的に展開する。
実家外交により力を注ぎ、家庭が向う三軒両隣から信頼されるため、未来志向
型の連携を強化する。
親戚各家へ「人間の安全保障」を念頭においた相互扶助の積極活用をはじめ、
経済連携協定、自由土産協定を積極的に進める。
【初出】嘘競演第35回 お題 「小泉純一郎」 #9
[2006/09/23(Sat) 23:49]