がらんがらんがらん。パンパン。
A子「ねえねえ、なにお参りしたの?B子」
B子「えー。はずかしー。」
A子「なになになに。教えてよー。」
B子「やっぱかっこいい彼氏があらわれますようにって。」
A子「そうそう。やっぱかっこいい彼氏だよねー。私も『白馬にのったドージ様が現れますように』ってお参りしちゃった。」
B子「えー、それへんー。オージさまじゃないの」
A子「えー、ドージさまが絶対正しいよー。それよりあなたのB子って名前のほうがヘンー」
B子「えーえー、あなたのA子だってヘンだよー」
わあわあやっております。
はてさて神様のほうも、何の気まぐれかA子の願いを聞き入れまして、翌日の朝、A子のもとに山城新吾が訪れたのでありました。
どっとはらい。